ラウタロ・マルティネス

20 de 7月 de 2026

アルゼンチン代表のラウタロ・マルティネスを印刷して、描いたり色を塗ったりして楽しめる子ども向けステッカーぬりえ

「えっ、今のヘディング、どうしてあんなに高く跳べたの?」スタジアムでそんな声が聞こえてきそうなほど、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martínez)のジャンプにはびっくりさせられます。ラウタロは、ピッチでいちばん背の高い選手というわけではありません。それでも、大きなディフェンダーの間からぐんと飛び出し、誰よりも先にボールへ頭を合わせることがあります。そのひみつの一つは、アルゼンチンのバイアブランカで過ごした子ども時代にあります。ラウタロはサッカーだけでなく、バスケットボールにも親しんでいました。ボールが落ちてくる位置を考え、ちょうどいい瞬間に跳び、空中で体のバランスを取る。その経験が、のちにゴール前で大きな武器になったのです。そんな意外な物語を持つ選手を、自分の好きな色で完成させられるのが、ラウタロ・マルティネスの2026年ワールドカップステッカーぬりえです。

絵を印刷して机の上に置くと、そこにはまだ色のない大きな試合が待っています。芝生は白く、観客席には応援する人たちの姿もほとんどありません。アルゼンチン代表のユニフォームも、空色と白の色鉛筆がやって来るのを待っているようです。ラウタロの近くにはボールがあり、後ろからディフェンダーが追いかけています。ゴールキーパーは少し前に出て、次の動きをじっと見ています。このあと強いシュートを打つのか、くるりと向きを変えるのか、それとも仲間にやさしくパスを送るのか。続きを決めるのは、絵を見ている子どもです。

本物に近い姿を描きたいときは、ユニフォームに空色と白を使ってみましょう。パンツは濃い青、ソックスには細い線を入れると、サッカー選手らしい雰囲気が出てきます。スパイクは赤でも黄色でも紫でもかまいません。左右で違う色にすると、世界に一足しかない特別なシューズになります。走るたびに光るスパイク、ゴールが近づくと模様が変わるスパイク、地面をけると小さな星が飛び出すスパイクなど、想像の中ならどんな機能をつけても大丈夫です。

2026年ワールドカップだけの特別ユニフォームをデザインするのも楽しそうです。肩に金色の星を描き、そでには小さなサッカーボールを並べ、背番号のまわりに炎のような線を加えてみましょう。胸元には小さな雄牛のマークをこっそり入れることもできます。この雄牛は、ラウタロの有名なニックネームとつながっています。

ラウタロは、ファンからエル・トロと呼ばれています。スペイン語で雄牛という意味です。この名前は、まだラウタロがラシン・クラブの若い選手だったころにつけられました。練習では、自分より体の大きな選手が相手でも、簡単にはボールを渡しませんでした。相手とボールの間に体を入れ、押されてもふんばり、またゴールへ向かって進んでいきます。その強さと元気なプレーを見たコーチが、まるで雄牛のようだと感じたことから、エル・トロという呼び名が広まったのです。

この話を使って、絵の中に小さなゲームを作ることもできます。ラウタロのスパイクに一頭、キャプテンマークに一頭、観客が持っている旗に一頭というように、雄牛の絵をいくつか隠してみましょう。すべて描き終えたあと、家族や友だちに何頭いるか探してもらえば、普通のぬりえが楽しいさがし絵に変わります。

ピッチの横に、アルゼンチン代表のユニフォームを着た雄牛のマスコットを描き足すのもおすすめです。大きすぎるスパイクを履き、角には空色と白のリボンをつけ、体ほどもある大きなボールを抱えている姿なら、とてもにぎやかな場面になります。ゴールが決まると踊り出すマスコットでもいいですし、監督のまねをして選手に指示を出している姿でも面白いでしょう。

観客席にも、好きなキャラクターを自由に描けます。大きな帽子をかぶった子ども、アルゼンチンのマフラーを巻いた動物、おもちゃのマイクで実況するオウム、ゴールのたびに目が光るロボットなど、どんな観客でも入場できます。自分に似た小さなサポーターを描き、手にラウタロの名前を書いたボードを持たせるのもいいですね。少しずつ描き足していけば、一人のサッカー選手の絵が、満員のスタジアムへと変わっていきます。

ラウタロのジャンプ力を表現したいときは、足元に工夫を加えてみましょう。スパイクの下に曲がった線を描くと、地面から勢いよく飛び出したように見えます。芝のかけらを空中に散らし、地面に小さな影を描けば、どれほど高く跳んでいるのかが伝わりやすくなります。ボールの後ろに光の線を加えると、ゴールへ向かう流れ星のようです。ディフェンダーは驚いて見上げ、ゴールキーパーは前へ出るべきか迷っているかもしれません。

バスケットボールとサッカーを組み合わせた、新しいスポーツを考えることもできます。ピッチの片方にはサッカーゴール、もう片方にはバスケットゴールを描きます。選手は足でボールを運び、ヘディングでバスケットに入れたら三点、サッカーゴールに入れたら二点というルールです。名前は空飛ぶサッカー、雄牛ボール、ジャンプカップなど、好きなものをつけられます。ラウタロなら、バスケットボールで身につけたタイミングとサッカーの得点感覚を使って、この不思議な競技でも活躍しそうです。

ラウタロが大きなスタジアムで知られるようになるまでには、たくさんの練習がありました。生まれ育った場所を離れ、ラシン・クラブで新しい生活を始めたとき、周りには同じようにプロを目指す若い選手がたくさんいました。みんな試合に出たい、ゴールを決めたい、コーチに覚えてもらいたいと考えています。その中でラウタロは、新しい練習に慣れ、仲間と関係を作り、毎日のプレーで自分の力を見せなければなりませんでした。

新しい学校やサッカークラブに初めて行くとき、少し緊張することがあります。ほかの子はすでに仲良しに見え、コーチの説明も速く感じられ、どこに立てばいいのか迷うかもしれません。でも、ボールが自分のところへ転がってきて、誰かがパスを呼ぶと、急に楽しくなることがあります。ラウタロも最初から何でもできたわけではありません。一回の練習でうまくいかなくても、次の日にまた挑戦し、少しずつ自信をつけていきました。

ラシン・クラブでは、ディエゴ・ミリートから学ぶ機会にも恵まれました。ミリートはアルゼンチンの有名なストライカーで、イタリアのサッカーをよく知っていました。ディフェンダーがどう動くか、どこに少しだけ空いた場所ができるか、フォワードはいつ走り出すべきか。そうしたゴール前の知恵を、若いラウタロに伝えていったのです。

ストライカーにとって、二人のディフェンダーの間にできる小さな空間は、ひみつのドアのようなものです。そのドアは長く開いていてくれません。早く見つけて走り込めば、ゴールキーパーの前まで進めます。少し迷っていると、すぐに相手が道をふさいでしまいます。ラウタロは、その一瞬の変化を見つけることが得意になりました。

絵の上に、その見えない走り道を描いてみましょう。点線を二人のディフェンダーの間に通し、曲がった矢印をゴールへ向けます。センターサークルからペナルティーエリアまで、小さなスパイクの足跡を続けてもいいでしょう。ページ全体がサッカーの迷路になります。一つの道はコーナーフラッグへ、一つはゴールキーパーの正面へ、そしていちばん頭のいい道は、ラウタロをシュートしやすい場所へ連れていきます。

その後、ラウタロはイタリアのインテルへ移りました。新しい国、新しい言葉、新しいチームメートに囲まれ、相手には経験豊かなディフェンダーが待っています。すぐに何もかもうまくいったわけではありません。チームの動きを覚え、仲間がどんなパスを好むのかを知り、大勢の観客がゴールを待っている中でも落ち着いてプレーする必要がありました。

少しずつ、ラウタロはインテルにとって大切な選手になりました。ゴールを決めるだけでなく、味方のために走り、ボールを失ったら相手を追いかけます。やがて、彼はチームのキャプテンを任されるようになりました。外国から来た若い選手が、歴史あるクラブでキャプテンマークをつけることは、とても大きな信頼のしるしです。

キャプテンマークは、このラウタロ・マルティネスのステッカーぬりえで、特に工夫できる場所です。黄色、赤、青、好きな色を使って目立たせましょう。星や稲妻、自分の名前の最初の文字、アルゼンチンの小さな国旗を描くこともできます。想像の試合では、この腕章に不思議な力があってもいいでしょう。試合終了が近づくと光り始め、まだ誰も気づいていない空いた場所をラウタロに教えてくれるのです。

キャプテンは、勝ったあとに最初にトロフィーを持つ人というだけではありません。チームが負けているときに仲間を元気づけたり、疲れているときも走り続けたり、難しい場面で落ち着いたりする役目があります。ラウタロはフォワードですが、相手がボールを持つとすぐに追いかけることがあります。パスの道をふさぎ、ディフェンダーを急がせ、ボールを取り戻そうとします。

この動きを絵に出すなら、足の後ろに速さを表す線を入れてみましょう。スパイクの下から芝が飛び、ボールの近くに「ビューン」「バン」「シュッ」と漫画の音を描けば、止まっている絵でも動いているように見えます。得意技の名前を考えるのも楽しそうです。エル・トロダッシュ、イナズマターン、流星シュート、ゴールレーダーなど、サッカーアニメに出てきそうな名前を自由につけられます。

ラウタロの得意な動きには、ゴールへ背中を向けた状態からのすばやいターンがあります。ディフェンダーがすぐ後ろにいても、ボールを一度触って位置を整え、くるりと回ってシュートします。相手が足を出そうとしたときには、もうボールが飛んでいることもあります。

長い時間ゴールを見なくても打てるのは、ペナルティーエリアの広さやゴールの位置をよく覚えているからです。自分の部屋なら、電気を消してもベッドや机、ドアがだいたいどこにあるか分かることがあります。ラウタロにとってゴール前は、それほど何度も練習してきた場所なのです。

この感覚を、本物のスーパーパワーとして描いてみることもできます。ラウタロの頭のまわりにレーダーの輪を描き、ボールからゴールのすみまで光る線を伸ばします。ゴールキーパーは左へ跳んだのに、ボールは右へ飛んでいく場面でもいいでしょう。横には技の名前とパワーの数字を書き、特別な選手カードのように仕上げられます。

アルゼンチン代表での時間は、うれしい場面ばかりではありませんでした。2022年ワールドカップでは足首の状態に悩まされ、思うようにプレーできない時間がありました。フリアン・アルバレスが先発する試合が増えても、ラウタロは準備を続けました。オランダとの緊張した試合がPK戦になると、アルゼンチンの大切なキックを任されます。

スタジアムは大きな音に包まれ、ゴールキーパーはライン上で待ち、仲間たちは遠くから見守っていました。ラウタロはボールを置き、走り出し、ゴールを決めます。次の瞬間、チームメートが一斉に駆け寄り、アルゼンチンのサポーターも喜びました。大会がすべて思いどおりに進まなくても、大切な出番が来たときに力を出したのです。

ぬりえでも、最初に考えたとおりにならないことがあります。色鉛筆が線から少しはみ出したり、クレヨンが折れたり、思っていたより色が濃くなったりします。でも、それで絵が失敗になるわけではありません。青いはみ出しはお祝いの紙吹雪に、緑の線は飛び散った芝に、間違って描いた丸は観客席から転がってきた二個目のボールに変えられます。

小さな失敗を別の絵に変えると、そのページはほかの誰にも作れない作品になります。きれいにぬることだけが目的ではありません。思いついたものを描き足し、途中で物語を変え、最後まで自分らしい試合を作ることが、このラウタロ・マルティネスのぬりえの面白さです。

2024年のコパ・アメリカでは、ラウタロに新しい輝く時間が訪れました。すべての試合で最初から出場したわけではありませんが、ピッチに入るとゴールを重ね、大会の得点王になります。コロンビアとの決勝では延長戦に入り、空いた場所へ走り込み、パスを受けて優勝を決めるゴールを決めました。

その場面を、2026年ワールドカップの想像の決勝へ移してみましょう。スコアは同点で、残り時間はわずかです。ラウタロがペナルティーエリアに入ると、左から一人、右から一人のディフェンダーが近づき、ゴールキーパーも前へ出てきます。強く打つのか、キーパーの頭上をふわりと越すのか、空いている仲間へパスを出すのか。描き加える矢印によって、試合の結末は変わります。

相手チームは本当にある国でなくてもかまいません。アルゼンチンは宇宙ドラゴン、氷のロボット、空飛ぶサメ、月のトラと戦うこともできます。相手のゴールキーパーには四本の腕があり、巨大な手袋をつけ、スパイクにばねが入っているかもしれません。そんなキーパーから点を取るには、バスケットボールジャンプ、公牛パワー、ゴールレーダーを全部使う必要があります。

色をぬる材料によって、絵の雰囲気も変わります。色鉛筆は顔や髪、ユニフォームの細い線に向いています。クレヨンなら芝生や観客席の広い場所を元気よくぬれます。カラーペンを使えば、背番号や旗、キャプテンマークがはっきり見えるでしょう。絵の具で塗りたい場合は、少し厚めの紙に印刷し、大人と一緒に机を保護してから始めると安心です。

同じ絵を何枚か印刷して、違うラウタロを作るのもおすすめです。一枚目は本物に近いアルゼンチン代表。二枚目はマントと光るスパイクを持つサッカーヒーロー。三枚目は月面でプレーする宇宙選手です。月ではボールが長く空中に浮かび、観客は小さな宇宙船の中から試合を見ています。

色をぬり終えた絵は、手作りの選手カードにもできます。大人に手伝ってもらいながら切り取り、厚い紙に貼ります。裏にはラウタロ・マルティネス(Lautaro Martínez)、アルゼンチン、フォワード、エル・トロと書きましょう。速さ、シュート、ジャンプ、ゴール感覚に、自分で点数をつけられます。

面白い能力を加えると、さらに特別なカードになります。雄牛モードは十点、バスケットボールジャンプは九点、ゴールレーダーは百点でもいいでしょう。友だちも別の選手カードを作れば、家の中でオリジナルのサッカーゲームができます。磁石の手袋を持つゴールキーパー、壁の向こうへパスを出すミッドフィルダー、レーシングカーより速く走るウイングなど、どんな選手でも参加できます。

ピッチの外では、ラウタロと妻がミラノでコラヘというレストランを開きました。名前には勇気につながる意味があり、大事な場面でも逃げないラウタロの姿に似ています。この話から、ステッカーの横に優勝メニューを描くこともできます。サッカーボール形のピザ、ピッチの線のように並べたパスタ、空色と白の星がのったケーキ。エル・トロが決勝のあとに食べる料理を、自由に考えてみましょう。

ラウタロ・マルティネスの2026年ワールドカップステッカーぬりえは、家で静かに過ごす時間、サッカーがテーマのパーティー、学校の創作活動、手作り選手アルバムなどに使えます。完成した絵は部屋に飾ったり、ファイルにしまったり、アルゼンチン代表が好きな友だちへ渡したりできます。同じ線画から始めても、一人は本物に近いスタジアムを描き、別の子はロボットで観客席をいっぱいにし、また別の子は海の底で試合を始めるでしょう。

ボールは今、高くペナルティーエリアへ上がっています。ラウタロは二人のディフェンダーの間に入り、ひざを曲げ、ボールの落ちる場所を見つめます。ゴールキーパーがラインを離れ、観客が立ち上がり、エル・トロはバイアブランカのバスケットボールコートで覚えたタイミングを使って空中へ飛び出します。あとは絵を印刷し、好きな色を選び、にぎやかな観客席を描き足し、このヘディングがアルゼンチンに2026年ワールドカップで忘れられないゴールをもたらすのか、自分の手で決めるだけです。